オートキャンプ場むくの里は35年前に松下悟(さとるさ)が、減反で使わなくなった田んぼと畑を地域活性のため、又このままにしておいては景観も良くないと考え造りました。 兼業農家で家業の『鍛冶屋』もやりながら、持ち前の器用さを発揮し、川沿いの田畑まで道をあけサイトはもちろん場内全ての施設をさとるさが造りました。 自分でやったとは言え、500メートルはある道をあける為の重機リース代・施設等の材料費は数百万かかり、もとが取れる投資ではありませんでした。 工事を始めた時近所の住民は驚き、妻は呆れて何も言えなかったそうです。 週末には近隣は勿論、県外のキャンプ場をたくさん見て歩き研究し、さとるさが理想とする施設『むくの里』を造りました。 名前の『むくの里』は、むく=無垢(清浄・純真・まじりけのない事)そんな自然が沢山ある場所と言う意味でつけられました。 そんなさとるさは 2016年7月6日他界しました。 以後、妻と息子で運営をしています。小さなキャンプ場ではありますが管理をすることは大変で、さとるさの色が出せなくなったら辞めようと考えております。さとるさを気に入って頂き毎年ご来場頂くお客様も沢山おみえになります。 できる限り頑張ろうと思っています。さとるさのむくの里をよろしくお願いします。 施設管理人 松下敬二