雨竜町から尾白利加川、ペンケペタン川沿いをひたすら遡り、山道となって、もうこれ以上は進めないような峡谷のどん詰まりまで入り込んだ場所にあるのが、このキャンプ場。その雰囲気は、完全に登山基地のよう。受付での申込書も登山届けの様式になっていて、下山時間まで書き入れるようになっている。ここまで来る人は、キャンプだけを目的にしている人は少ない。是非、雨竜沼湿原までは登ってみたいところ。 キャンプ場から湿原の入り口までは約1時間、かなり険しい道で、途中では川のように水の流れている場所を横切ることもあり、運動靴で登るのは厳しい。湿原の中に伸びる木道をぐるりと一周するのに約1時間、キャンプ場からの往復で約3時間程度のミニ登山となる。駐車場からサイトへは、ペンケペタン川に架かる橋を渡らなければならないので、荷物運びには少し歩くことになる。日の当たる時間は平地と比べるとかなり短い。サイトはほぼ平ら。